一年間かけて翻訳したララ・ホーガンさん著の『レジリエントマネジメント』が刊行されました!

ジュンク堂さんにてレジリエントマネジメントが先行販売された時の陳列棚

コツコツと4名のメンバーで翻訳していた、ララ・ホーガンさん著「Resilient Management」の翻訳が完成し、本日、2025年10月27日(Kindle版は11月15日予定)に日本語版がマイナビ出版さんから刊行&発売されました。

この記事では、初めて翻訳のお仕事をさせていただいた体験記、この本の背景や書籍テーマの面白みをお伝えできればと思います。

この本は、プロジェクトマネジメントの分野で取り扱われることが多い、以下のようなテーマは主題から外れており

  • QCD(品質・コスト・期限)のコントロール
  • 要求の落とし込みやスコープ管理

ピープルマネジメントやチームビルディングや組織マネジメントといったテーマが主となっています。たとえば、以下のようなテーマです。

  • チームメイトの育成・成長や、より活躍できるための機会創出
  • ステークホルダーとよりよくなるための関係性や振る舞い
  • チームビルディングや変化への対応

所々、脳科学の視点で認知や心理について言及されており、人間という広いフレームでもモノゴトを捉えています。

はじめてマネージャになった時に、エンジアリング・マネジメントをどうしたらいいか?という方だけではなく、長くマネジメント職をやってきた方にも、きっと響くであろう内容となっています。

社内のメンバーをより高いミッションや責務に担って能力を発揮してもらうために、メンタリング以外にも、スポンサリングやコーチングをどうやって支援していくと良いかといったことなども書かれています。

共著メンバーが、この本の特徴をより詳しく紹介してくれているので、もしよければ見てください。

www.atware.co.jp

はじめに

この本を翻訳するきっかけとして「Lara Horganさんの組織マネジメントの書籍の翻訳者を探しているのですが、もしよければどうですか?」と打診をいいただいたのが、はじまりでした。

ちょうど私は業務で、人事評価制度の刷新に取り組んだ後に、さらなる組織デザインに取り組み、推進・フレーミングをしていた真っ最中でした。このようなエンジニアリング組織や人にフォーカスした書籍も読んでおり、興味あるテーマでしたので強く関心を持ちました。

ただ、私自身が商業出版として書籍を出したこともなければ、英語も堪能というわけではないので翻訳業が務まるかどうかの懸念があることをお伝えしました。

その返信として「たくさん書籍を読んでいて、専門書の違和感を感じたり・よりよい表現ができそうであれば、きっと大丈夫ですよ」と後推しをしてもらい、まずは詳細を聞いてから判断してもらえばよいということでしたので、私以外にも関心ありそうなメンバーを探してみることにしました。

  • 長くアジャイルに関する取り組みをしており、コーチングを主に仕事をしていている方
  • コーチングサークルを主催していて英語も堪能で共通の趣味でプライベートでも付き合いがあるソフトウェアエンジニアの方

に声をかけてみました。 二人とも関心をもってくださり、一緒に詳細を聞いて判断するということになりました。

別途、本件の声をかけてもらっていたデザイナーの方と*1、4人で詳細のお話を聞き、やっていけそうだということになり、この翻訳するという仕事をプライベートの時間でお受けすることにしました。

所属会社には、自社業務で請けずにプライベートで受けることについてPros/Consをあらかじめ相談した上で伝え、合意形成をし、透明性を持って挑めるように調整しておきました。

翻訳をはじめてみて

書籍は5章で成り立っていたので、1章から4章まで一人ずつ担当をして荒訳をし、個々が推敲したものを持ち寄る形にしました。

とはいったものの、お互いが一緒に仕事をするのが始めてのメンバーということもあり、仕事のやり方や進め方もバラバラでは困ったことになってしまうので、まずはチームビルディングしていくところから始まりました。

リーダーを特定の人に決めず、週一回のオンライン定例会とチャットによる非同期コミュニケーションで進めることにしました。また、バージョン管理やテキストの共有方法をどうするか?という相談を初回の定例で行い、Google Docsで行うことに決めました。

大きく意見が分かれることもなく、まずはお互い手探り感で始まりました。

本書籍でいう「形成期」というやつですね。

荒訳をしてみて

私が担当した章は、後半部分でしたので、それまでの章のコンテキストが掴めていないと荒訳をするにしても表現に差が出てくると思ったので、機械翻訳にも頼よりながらさくっと書籍全体の内容を把握することにしました。

自分が担当の章を翻訳し出してみたら、まさに私自身が身に染みて難しい状況に立ち向かっている時に配慮したい、もっとうまく対応したいと思っていたことが書いてありました。

つい書籍の所感を語るモードにスイッチが入ってしまい、深夜にチャットで荒訳した内容を小出しにして刺激を受けたことや持論を語ってしまっていました(笑)

今思えば、そうやって書籍の内容にのめり込むことで、作者が言いたかったことはこういうことなのでは?と、シチュエーションを具体的に想像し適切な表現をできることに繋がっていました。

私が読者として本を読む場合は一つの段落を何度も繰り返し読むということはあまりなく、リズムよく読み進めていくことがほとんどでしたので、読書会など感想戦ともまた違った、本を楽しむという一面を見つけることができました。

本書の 納得できない決定と向き合う という見出しで書いてあるような、センシティブなシチュエーションでは壮大な所感を持ちました。

時には、自分が同意できない情報や信じていない情報を伝えなければならないことがあります。たとえば、会社の戦略目標に役立たないと思う組織再編についてです。時には、自分が同意できない情報や信じていない情報を伝えなければならないことがあります。たとえば、会社の戦略目標に役立たないと思う組織再編についてです。

抜粋:: “レジリエントマネジメント” より

各々が大事にしている意義、手段とゴールと実現についてのイマジネーション、視座の違い、立場の違い、信頼感の有無など、現実ではすべてが絡み合ってきます。ましてや自分が心の底では納得できていないことを他人に伝える時は、よく「伝言ゲーム」と揶揄されるような、通常のケースとはまったく別次元で信じられないようなことが起こったりします。

私自身も「こんなことが起こりえないと思うことが、実際に起こること」について、原著を読みながら訳することで、今までなかった視点を持つことができました。

そんな、自分の心にささったことを翻訳者メンバーとやり取りして、気持ちを共有できたことはこの次に起こる推敲フェーズに大きく役立ちました。

推敲することの難しさ

各自が荒訳とクロスチェックして推敲*2したものを持ち寄ったのですが、意訳の粒度や分かりやすい日本語にするための表現など、他に3人いれば三者三様で、全員で推敲する時にその違いを埋めるところに難しさを感じました。

全員が集まっての推敲はGoogle Meetを使って、対面で一段落ずつ翻訳した文章を音読しながら各自が所感や訂正案などを出していくのですが、原文を見ずにまずは聞いてみる、原文を見た上でもう一度確認してみる。前後の文章で書いてある事との繋がりを鑑みてみる。など、多角的に推敲を繰り返していくと、たった一段落でも議論をしていくと一時間がすぐに溶けていくこともよくありました。

百数十頁あるのに、たった一段落でこれだけ?と、広いグラウンド場を手で少しずつ整備するような感覚です。 初期の段階で二手に分かれてもそれはそれで、最終的に感覚がずれていき、出戻りが発生することが予想できたので、時間はかかってしまいますが、4人で同期的に推敲を引き続き進めていくことにしました。

どうしても、時間をかけてもいい案が思いつかない時や違和感が残る時にはコメントを残して後回しにしてタスクに積むということも多々ありました。(100個を超えていたかもしれません)

一つの章を終えるのに1ヶ月以上かかります。2章が終わる頃には、随分と感覚がこなれてきて、推敲スピードが速くなってきたのですが、序章や1章のあたりとは質が違ってきており、それはそれで後で課題感として持っておきながら対応する方針に。

そうやって、翻訳自体は終わっていても、読者にとって読みやすい文章、誤訳になっていないかのチェック、より伝わる表現へ見直す(文章を短くしたり詳しく説明といったことだけでなく)ことなど、やることは山盛りでした。

少なくとも二周は通しで全員が同期的な推敲をおこなっており、個々が気になる点があり局所的な箇所を推敲したいというケースもあり、膨大な時間とエネルギーを使いました。最後は期限と納得感とのすり合わせをして、着地したのですが、メンバー間で雑談もたまにしつつで、個人が内容以外の言いたいことも伝えて、良い関係でいられたというのが、長い期間をやりきれたポイントだったんだろうなと、ふりかえり会のトピックで話題になりました。

そうやって、共著・共訳の難しさを実感しました。もちろん一人で翻訳しても分量や期限や多角的な視点(レビュー)で難しさもでてくるでしょう。

今まで気にかけず、話題になって読んできた名著と言われる本の数々、私は読んだことがないけど世にでている本の訳者にリスペクトを持ったということは、想像に容易いと思います。

査読・校正・脱稿に向けて

出版会社の編集担当者や識者(第三者)のレビューを受ける段階です。

査読者には、私の知人を頼って謝辞にも掲載させていただいている西川さんと岩瀬さんに査読を依頼して、引き受けていただけました。

西川さんはvim-jpコミュニティを通じた知人(といっても対面での面識がなかった)です。普段の発言の様子を拝見したり、チャットでのやり取りを何度かさせていただいたことがありました。自身でも「入門Jenkins」など複数の著書を執筆されていたり、直近でもいくつかの書籍を査読を担った実績があったりして、商業出版の経験豊かな方で、所感とフィードバックをたくさんいただきました。

もう一名の、岩瀬さんはWeb上で原著「Resilient Management」について日本語で言及している数少ない方のお一人でした。「これからマネージャやリーダーになる方に対して」という、社内で使ったスライドを抜粋して公開していたのを拝見して、マネジメントやリーダーシップに関する大事な視点・要点をついていて私自身の心にも響く内容でした。

その公開されていたスライドで記載されていた会社名が、知人が働いている会社でしたので、ぜひ繋いで欲しいとお願いして紹介いただきました(のちに現在の所属は異なっていると教えていただきました)。脱稿スケジュールの関係もあって、岩瀬さんが時間がとれそうな時期感も含め、ベストエフォートでという形でしたので、一部だけとなりましたが、とても参考になるフィードバックをいただくことができました。

お二人にはあらためて感謝のお言葉を送らせてください。

また、出版社の方には、編集チェックをいれていただきながらも、翻訳者の意向を尊重していただくことも多く、日本語タイトル名の検討、出版社・印刷スケジュールなどの各種調整などをしていただきました。校正フェーズに入った終盤は、短いスケジュールながらもブラッシュアップや私たちが作業をしやすいように配慮していただくなど、裏で支えてもらい、ありがとうございました!

最後にブラッシュアップした内容で随分修正が入り、自分としてもさらに良くなった印象を持ったので、今できる状況の中で渾身の本ができたと自身でも納得できました。

最後に

一つの書籍が生まれるのに、こんなにエネルギーと情熱を持って取り組めるとは想像できていませんでした。自身が成し遂げることができたことに感謝と驚きを持っています。

この本が、一人でも多くの方に届き、この本の書いてあることで「役に立ったよ」「参考になったよ」、読み物として「面白かったよ」と感じてもらえることが訪れるといいなと思っています。

この本はいくつかの組織マネジメントやエンジニアリングマネジメントの書籍でも参考文献として紹介されているので、合わせて読むとより楽しんでもらえると思います!

長文を読んでいただきありがとうございました。

合わせて読みたい

組織マネジメントの面で活躍しているララ・ホーガンさん*3やレジリエントマネジメントについて、言及している書籍を何冊か紹介します。

The Manager's Path を書き上げるために、ララさんのマネジメントのやり方を参考にしたとのことで、レジリエントマネジメントの「序文」はカミール・フルニエさんからのメッセージとなっています。

  • 第一章の書き出しでエンジニアリングマネジメント分野におけるキャリアをテーマにした書籍として
  • スタッフエンジニアの役割のひとつであるメンターとスポンリングについて
  • 書籍内でインタビューとして取り上げられてる複数人の方から言及

など多数、ララさんやレジリエントマネジメントのことが語られてます。 シニアの先にある、より大きな責務を持ったスタッフエンジニアの必要性を感じている組織の方が読むと、面白いと思います。

「書籍がメンターの一人となる」とこちらの本では語られています。 その本の一つとして、レジリエントマネジメントが挙げられています。

SNSや言及記事のご紹介:

何名かの方に献本をさせていただました。 刷り上がったのが発売日直前だったため献本を受け取って暫くしてから、感想をいただける方もいるかと思いますので随時追記してきます。

note.com

mattn.kaoriya.net

kakakakakku.hatenablog.com

snoozer05.hatenablog.jp

Photo:

紀伊国屋書店新宿本店さんへ家族と一緒に行って手に取って購入させていただきました!

別コーナーでは、あのドナルド・ノーマンさんの本と横並びで陳列いただいていました

Open Source Conference 2025 Tokyo/Fall の出版社ブースで購入してくださった方と会話できました

ジュンク堂書店池袋本店さんのエスカレーター横の新刊コーナーで陳列いただきました

同池袋店の「SE読み物」の棚に!ピープルウェアやTeamGeekなどと同じ棚で感極まりました

書店の店員さんに定番の自身が本を持っている写真を撮っていただいたのですが、ここでは割愛して、Xや発表スライドなどでいつか紹介させていただくかもしれません!

*1:この翻訳書籍のカバーやDTPの担当というわけではなく、翻訳者の一員としてです

*2:文章をよりよくしようと再考し、表現や文章構成などを作り直すこと

*3:ハイパフォーマンスの分野でも活躍しており

VimConf 2024に参加した感想と今年のふりかえり

年の瀬の大晦日にこの記事を書いています。 つらつらと今年のことも含めて書いていたら長文になってしまいました。

書いてあることを最初に要約すると

  • この一年はコロナ禍時時期に比べてアクティブにできたことがあった
  • いろんな人とお話しできてよかった
  • VimConfに参加して最高でした

ってことが書いてあります。

VimConf 2024が開催されるまでのできごと

前回はコアスタッフとしてVimConfに関わらせていただきましたが、コロナ禍になってからは個人的な事情もあってコアスタッフから離れました。

guyon.hatenablog.jp

VimConf Tinyの参加レポも書いていなかったということも思い出して、今、そこからふりかえっています。

いち参加者としてまた楽しみたいなと思って、久々に開催されたVimConf Tinyでは個人参加をしました。当日はセッション内容をゆったりと聞いて、懇親会ではお久しぶりな方々とゆったりお話をしたりして、それもすごく楽しかったです。

コロナ禍でそうした機会が減っていたなか、ゴリラさんの発表で「もっと勉強会やコミュニティが増えていくといいな」と語られていて「いい話をするなぁ」と思ったのと同時に、自身がVimを使い出してから好みや設定が整ってからは変化が少なくなったということや、コロナ禍も相まってリアルなコミュニケーションを主体としていたYokohama.vimも随分と開催していないことも思い出しました。

Tinyが終わってしばらく経ったある日、vim-jpのslackでemteeさんが「熱々の小籠包を食べたい」という何気ないつぶやきから、「横浜の中華街でYokohama.vimをやりましょう!」と機運が高まり、2023年の12月に開催できたのは、きっと自分にも周りの方にもVimConf Tinyの余韻が残っていたからで、勢い力って大事ですね。

そんなこんなで開催したYokohama.vimはとても楽しくて、場づくりくらいしかできなかったけど、やってよかったなと思えました。コロナ禍前はTwitterで見かける顔ぶれだと思ったのが、今はvim-jpのslackで見かける顔ぶれと感じるようになったのは、自分が投稿をする場所だったり日頃から接しているツール、ライフワークがここ数年で随分と変わったからかもしれません。

2024年の7月にはIKさんが「目黒.vimとか横浜.vim開催の時に顔出せればいいなと思ってます!」と、つぶやいているのを教えてくださって、Yokohama.vimを開催しました。

ここ数年まったく開催していなかったのに、数ヶ月後に開催できてなんてなんということでしょう! そこでも参加者の方々から「開催してくださりありがとうございます。楽しかったです。」と言ってもらえて、「いやいや、楽しませてもらったのは自分です」なんてことを思っていました。

IKさんに誘われて二次会的に元町のカフェでお茶をして、懐かしい話(IKさんが学生の頃に出会っていたので)をしたり、社会人になってからの出来ごとや心境を聞かせてくれました。 コロナ禍になった時「最近どう?」みたいなDMをしようかなと思っていたんですけど、リアルに会ってお互い伝えたかったことが言えるまで溜めておいてよかったなぁと。職場の上司や同僚など環境にも恵まれているようで、すごくやる気に満ち溢れている漢になっていて、刺激を受けました。

この7月開催の会で tomoyaさんから vim-jp radio に関する小話を聞かせていただき、初回放送をわくわくしながら待っていたのでした。今思えばこういう機会があったからそういう楽しいことにも巡り会えたんじゃないかなと。

そして、秋が深まりVimConf 2024が開催されるというアナウンスがありました。

VimConf 2024 開催にあたって

前置き

前置きが長くてすいませんでした。なにしろ数年ぶりのブログ記事なのでもう少し前置きを・・・ とう冗談はさておき、ブログ記事を書かなくなってしまったのは幾つかの理由があって、そのあたりにも少し触れておこうと思います。

「実は私、転職していました!」ということをこのブログにははっきり書いてなかったんですよね。VimConf 2018と2019でプラチナスポンサーをした「アットウェア」という会社に15年前に入社しました。

会社ブログに経験したことを書いたり、社内Qiita的なのがあって駄文はそこに書くことが多くなりました。そうやって書くネタが減ってしまったのと、IT系とは別趣味の個人ブログも書くようになったり、2016年のふりかえりエントリーを下書きに入れたまま年を越してしまい、めっきりとこちらのブログに書くことが減ってしまいました…

VimConf 2024のことを書きたくて、さっき、2016年のふりかえり記事を公開して、今こうしてふりかえり記事を書いています!

気持ちよく VimConf 2024 当日を迎えるために

VimConfのスポンサーをしたいと言い出したのは自分で、その想いは会社のブログに書きました。もしよければ見てください。

www.atware.co.jp

社内のことはさておきとして、2019年にコアスタッフをしていた時に私が担当をしていた「名札づくり」について、5年ぶりに当時のことを思い出しながらゴリラさんと引き継ぎのやり取りをしました。

コンセプトや自動化を含めたワークフロー的なものをまとめたスライドを作ってあったので、それで解説しながらローカル環境で再現させたものでデモし、当時使っていたコードと一緒にお渡ししました。

スライドからワークフロー言及部分を一部抜粋

しばらく経ってから、ゴリラさんから「うまくいきました!」と一報を受けて、小さくガッツポーズしました(笑)

そんなこんなで、会社でやることもやったし、個人でもやることやったという状況にできて、当日を安心し迎えることができました。

VimConf 2024 の感想

感想まで辿り着くのに長くなりました。 午前中の基調講演はあっという間という表現が適しているというくらい、聞き入ってしまいました。 OSSって継続して提供され続けるというのも、ひとえにメンテナーの方々あってのことなので、使い続けられる有り難みが身に沁みました。

午後のセッションも面白く、同じようなシチュエーションになったら真似してみたいテクニックや考え方もありました。「Switch between projects like a Ninja 🥷」で紹介してくださっていた、session機能は自ら意識的に使ったことなかったなと。発表はイメージができるように話してくださっているから、聴いていると「これは便利そう」と、真似したくなるんですよね。実際に試してしっくりきたり、何度も使い続ければそのまま設定や使う習慣が残っていき、頻繁に使わなければ忘れてしまうことも私は多かったので、今の自分には使う意識をもって手数を増やすのが大事だなと感じました。

そうやって、午後もあっという間に時間が過ぎて、楽しいLTも終わって懇親会になだれ込みました!

懇親会では「話題のネタにどうぞ」と渡されたカードにあった「あなたのお気に入りの設定」という会話で、自身でもなんとなくわかっていたけど、あらためて実感したことがありました。

自身のvim設定はかなり前に落ち着いてしまい、仕事や個人で使っているパソコンを変えるタイミングで、プラグインを少し入れ替えることはあるのですが、自身が基本としているキーマップはあまり変えず、設定がデフォルトなのか、それとも自分が設定したものなのか忘れてしまうほど、馴染んでしまっています。

以前は「環境ポータビリティ」という思考でサーバー上でも自分の環境を再現したくなっていましたが、今はサーバーにログインしない開発環境や運用環境が多くなり、ローカル環境で整えばそれでよしという、落ち着き(?)具合になっています。

パソコン移行時もクリーン・インストールしていた派でしたが、最近は丸っとそのまま環境を引き継ぎ、その都度ローカルでちょいちょい手直しをして、GitHubのconfigリポジトリにはpushせずじまいとなっていました。

Vimを設定の注ぎ足しで使い続けてきたんだけど、Neovimに乗り換えて設定も0から作り直すのも面白いかもなと思って、来年は私物のパソコンで環境を変えてみようかと。

また、懇親会ではお久しぶりな方にご挨拶できたり、声をかけていただけてうれしかったです。 ゆっくり話すには時間が足りませんでした。まぁ、これくらいが名残惜しくていいかもしれないですね。二次会では5人で秋葉原の飲食店へ、そこで今回の発表者でもあるdisuzuさんと隣席になりました。ここ数年のVimConfでは懇親会や会場でお話しする機会がなくて、面識もそこまであったわけではなかったのですが、Yokohama.vimを初めて開催した1〜3回目あたりで参加していただいた時のこと話したら覚えていてくださり感謝です。二次会ではVimの話だけでなくそれ以外の日常の話題もあって、自分だけでなく、みなさんそれぞれが色んなチャレンジや領域で頑張っているんだなぁと刺激を受けました。

Tinyから2024年にかけてのVimConfは自分にとっては地続きで、人と実際に会ったあとの連鎖反応で何かが起こるという連続で楽しい期間でした。そういった流れで、VimConf当日に次回のYokohama.vimをする機運が高まって、実際に翌月の2024年12月にまた開催できたのも驚きで、実際に熱量があるまま、お話を聞けたりして楽しかったです。

来年は自分が今やっていることを形にして、自分から楽しい話をできるといいなぁ。 読んでくださりありがとうございました。

VimConf 2018のスタッフになってみて

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VimConf 2018の裏方をやってみて感じた事や想い出をいくつか紹介したいと思います。

私がスタッフになったのは夏休み明けでした。

GitLabのIssueで作業とTODO管理をしてスタッフ向けのSlackと必要に応じてハングアウトを使ってコミュニケーションが行われていました。

仕事を抱えながらなので、各自の業務状況によりますが、Slackの反応は一次リアクションや意思決定力はとても早いように感じた事を覚えています。

また、前年の経験を活かして、スタッフ数が少ないという点を基本コンセプトを確かめることで、無理をして個人負担が大きくなりすぎないように、何かができなくなるよりもコンスタントに目的に進めてけるようにしていました。(全部に究極を求めすぎないように)

CFPの採択で燃え尽きる

平日夜に会場周辺のとある場所に集まり、自分たちがVimConf 2018をどうしたいか・ビジョンを(いい意味で)ぶつかり合わせました。 特にCFPは各自が内容を目に通したうえで、最初に各自が絶対に聞きたいCFPを1つ選び「なぜならば」と語りだし、採択の決め方はここでは差し控えますが、自然とPros/Consの話題になったり、選び方やセッションの流れや題材の偏りなどを意識した検討、セッション時間や時間割、気づけば2〜3時間が経っていました。

今回はCFP数が多くはなかったから、逆にひとつひとつのCFPに対して深く精査できたように思います。

CFPを通して着眼点や何を伝えたいか、発表がどうなるかまでイメージできるのがベターで、フリーフォーマットでも書き方に個性があることがわかりました。

CFP採択はどんなVimConfにしたいかに直結してくるので、熱くなり発表者に併せて、タイムテーブルと枠ができあがってくる頃が熱さマックスで、一番心に残っているシーンでした。

チケット販売開始

チケット販売サービスを使ってEarly birdとStandardチケットを売り出しましたが、購入者の反応や売れ行きがどのようになるかはドキドキものでした。Early birdに至っては販売30分で完売してしまい、事前にあれこれ考えていたことは杞憂となりました。逆に嬉しい悲鳴というか、購入したいと考えていた方に機会を提示できるか?ということで、Standardチケットの販売日と時間帯も検討を重ねた末に決めました。

Standardチケットは即日完売せず、数日で過半数が売れ、さらに残り少なめの状態で1週間〜2週間かかって売り切れるという結果になり、購入機会とスタッフとしても色んな意味で安心できた販売(と完売までの)スケジュールでした。

チケットが売れていく様子はとても盛り上がり、購入したというツイートがあると喜んでいたのはご想像のとおりです。興奮したなぁ。

名札づくり

当日までのTODOがたくさんあるなかで、私が引き受けられそうなものを選んだのですが、これが以外とでかいタスクとなりました。

チケット購入フォームから画像アドレスを記入していただいたのですが、そもそもhttpから始まらないものや、リンク切れ、画像は参照できるものの、curlでダウンロードできないURLなども存在しました。

チケット購入情報を元にスクリプトで画像取得やリサイズなどを行うなどして、デザインに合わせた配置など、それなりに手をかけて仕上げました。200人規模の名札を昨年は手動でやったらしく、とてもきつかったということを聞いていましたので、バリアブル印刷(年賀はがきのような差し込み印刷)を使って、参加種別や名前と画像を変更できるようにしました。

このあたりのやり方や苦労は別の機会でもご紹介できればと思います。

当日のバタバタ

びっくりしました。時間のなさに。 スタッフが会場入りできるのが朝9時で、当日の受付開始が9時30分ということで、準備が完全ではない中、列ができはじめました。

参加者のチケット販売システムのアプリから、QRコードを読み取って名札を渡し、ノベルティを渡すという作業のはずが...

  • 馴れていなくてQRコードを手早く読み取れない
  • 読み取り後にチケット番号と名札に印刷したコードのマッチングがわかりずらかった

など想定外のことがおこり動揺しました。チケット順で渡しやすいように並べてあった名札が渡しきれず、名札を渡す作業が詰まってしまうとオープニングに間に合わなくなってしまうので、壇上に並べて配布するという昨年の手法をとらざるをえませんでした。

ノベルティ詰めでもあったことなのですが、何も考えずに流れ作業でやる為には、ある程度馴れと自己組織化が必要で、圧倒的に余裕がなさすぎでした。

これは、来年への課題持ち越しとなりました。

最後に

まだまだ、エピソードはたくさんあって書きたい事が山盛りなのですが、ひとまずこれで区切ります。 続編があるかもしれないですし、ないかもしれない。。。

無事終えてやっと一息つき、このエントリーを書く事ができました。

みなさんが席に座ってツイートしてくださった感情や場の空気感、最高でした! 来訪者の皆さん、関係各位の皆さんどうもありがとうございました。

参加者レポートエントリー拝見しました。「私も何かできれば」と書いていた、そこのあなた!! そのうち、現スタッフが来年に向けてお声掛けするかも知れませんよ。(笑

スタッフは個人の時間を使ったり、周りの理解も得てできることでした。大変さもあった以上にやりがいもあったし、いい機会に恵まれました。今年やって本当によかったです。

では、お疲れさまでした〜。

第13回 クラウドネイティブアプリケーション実例とコンテナによるマイクロサービス管理ハンズオンを開催しました

今回はDockerの執筆やリモートワーカーで話題のASAにハンズオンをしていただきました。

ykcloud.connpass.com

【セッション1】クラウドネイティブアプリケーション実例・Prefer Cloudのアーキテクチャ

www.slideshare.net

浅海さんによるプラットフォーム戦略の話を聞きました。 攻めと守りというキーワードがあったように、割り切っている所やなぜそのなプロセスをとっているのか、という考えが良く伝わってきて、積み重ねられてきた試行錯誤の取り組みの賜物ですね。

仕事のやり方という視点でもとても参考になりました。

【セッション2】コンテナによるマイクロサービス管理ハンズオン

qiita.com

こちらの記事とスライドをベースにハンズオンを体験しました。 実行環境であるGCPのアカウントを作成する所から2時間強でコンテナでクラスターを作るというところでやりました。

なにがすごいかっていうと、「オレDockerを扱えてる。Kubernetesべんり!!」とわかった気になるようなハンズオンで最後まで時間内で破棄するところまで持っていけている、この感覚。

ASAさんの「実行中に余談なんですけど実はGCPは・・・」というお話は、普段AWSしか使っていない人から見てすごく面白い話しでした。

現在ある書籍も執筆しているそうで、楽しみです。

当日はこんな感じでした

togetter.com

その中でも印象に残ったことを

GCPは普段使っていなかったけど。Dockerということに関してはかなり便利そう。マルチリージョンの考え方をプロジェクトで切っている辺りなど普段AWSを使っている人からすれば新鮮でした。AWSだとリージョンを跨ぐのは考えることも多いけど、GCPだとすごく簡単というところは知っておきたいポイントですね。

ASAさんは広報だったんですね。研究職かと思っていました。 かなり技術寄りでエバンジェリストとも少し違うしブランディングとも違う。 各会社個性ある広報がいるというのがある意味会社のカラーと言ってもいいかもしれないなと思いました。

【LT】 Terraformでオーケストレーションを統一する

www.slideshare.net

私の方から、妻がインフルエンザで寝込んでしまいお蔵入りとなっていたネタを、急遽飛び入りで発表させていただきました。 Terraformを知っている方は参加者の1/3〜半分程度でした。実際にどれくらいの方が使われているのかは聞きそびれてしまいました。。。

こういう、クラウド利用やこれからのシェア系の話しってどこまで信頼していいものなんでしょうかね?周りではパブリッククラウドの話しばかりが目立つのですが、同じ方向に興味を持っている人の集まりなので気づきにくいだけとも言えますし、実際にプライベートクラウドやオンプレと繋ぐって話しは仕事でよく聞きます。OpenStackをユーザ側としてやることなった経験もし、あながち宣伝要素が高いとは言えないの気もしてきました。

最後に

浅海さん、阿佐さんとも話しが面白いのであっと間に時間が過ぎてしまいました。発表とハンズオンどうもありがとうございました。 次回以降もコンスタントに開催していきたいと考えているので、自身でも楽しんでいきたいです!

一時ファイルを作らずにコマンドライン引数でGitHub上のVim scriptを読み込んでVimを起動する

怠慢すぎるVimをチョット便利に活用する方法をメモがてら紹介します。

Vimの設定をしていないサーバのシェルでファイルの名前を変更しようと思った時に、renamer.vimで手軽にしてしまおうかなと思ったことです...

前提

  • 設定ファイルを書かないLinux環境である
  • Vim scriptを配置したり消すのさえも一時的すぎて面倒くさいと感じる時

ワンライナー

$vim -S <(curl -s https://raw.githubusercontent.com/vim-scripts/renamer.vim/master/plugin/renamer.vim)

renamer.vimとは

renamer.vimはファイルのリネームがVim上でテキスト修正した結果で反映できる、ちょっと便利なプラグインです。

使い方

  1. :Renamerで開始
  2. Vimで手動でファイル名を変更(正規表現置換とか文字編集を行う)
  3. 編集したファイルはシンタックスハイライトが変更され、直感的にわかる。
  4. :Renでファイル名変更反映

今は、他にもファイラーとして使える多機能なプラグインが存在しているので、本格的に使うならそっちを使った方が良いと思います。

2016年ふりかえり

今年もふりかえりをしてみたいと思います。 その前に去年どんなことがあったのかを見たら「アクティブな年だった」と書いてあった。 コミュニティ活動もがんばっていたようである。

guyon.hatenablog.jp

ということで、今年。

総括

今年は特に仕事が面白い一年でした。

継続性がキーワードだったのかも。社内ナレッジサイトでコツコツエントリーを書きつつも、個人のブログも定期的に書いたし、仕事でも継続性を持って取り組む事ができました。

エンジニアリング的なプロジェクトでは新規リリースものに幾つか関わり、新しい技術要素を導入し試行錯誤しました。 アジャイルの経験やクラウドの経験、アプリケーション開発の経験など、そして様々な失敗経験、そんな過去の経験が積み重ねがあって今に至っているわけですが、それがじわじわ効いてきて、ようやく個性で貢献できるようになってきたのかもと。

いつもながらこういう事ができる環境があるって恵まれているなぁと思います。

コミュニティ活動

Yokohama.vim

秋頃にVim8リリースに合わせてYokohama.vim#8を開催しました。

yokohamavim.connpass.com

告知期間が短かったにも関わらずたくさんの方に来ていただいて、Vim8のウォークスルー解説を聞いて一歩ずつVimも歩んでいるんだということを実感しました。思い起こせばVimとはもう10年くらいの付き合いので

軌跡を表現したスライドを映そうとしたら、Keynoteからばっさり消えてしてしまってことには衝撃でした。

よこはまクラウド勉強会

主催をしているこちらの活動は少し停滞してしまったように感じてます。 というのも、こちらは主催を一人でしているわけでなく、気ままに開催してるYokohama.vimというよりコミュニティっぽいからからそう思うのかもしれません。

昨年が勢いで定期的な開催を維持できていたことが、一度停滞ムードになると個々の日々活動していることが優先になってしまい、自身でも「この流れはやばいな」と思いつつも、止められなかったことを反省。自分のペースではなく人に合わせる形になってしまってました。

Reactive Streamsの回はかなり深いところまで言及されていたので、次回も別テーマであそこまで濃い内容で突っ込めるか、パワーを出せるかがこれからの活動のキーになるかも。

ykcloud.connpass.com

  • 第12回 OFP & OFAD Deep Dive with Reactive Streams
  • 第11回 モクモクとクラウドサービスを使った横浜っぽい何かを作る

お仕事

今年は仕事でAWS周りのことを中心に複数のプロジェクトに関わりました。 技術要素的には、Terraform、Ansible、AWS CodeDeploy、ServerSpecを使って、B/Gデプロイメントを本格的に導入したり、その過程でAnsibleSpecにコントリビュートをしました。また、OpenStackにも手を染めることに...

AWSとAPNパートナーを結ぶためにビジネスプランを書き上げたり、社内でAWSを自由に使えるための仕組み化をしたり、AWS Cloud Roadshow 2016 札幌というカンファレンスのナイトイベントセッションで発表する機会をいただき、多種多様な仕事をバランス良くができました。

guyon.hatenablog.jp

また、昨年から私が中心になって企画実施させいただいた、Scala先駆者インタビューはフィナーレを迎え感慨深いものがありました。このことについては別途、会社のブログで言及したいと思うので個人のブログでは、「やりきった!!」ということを書いておこうと。。。

個人的な興味

GTD

2016年はついにデビッド・アレンに会った!!これに尽きます。

guyon.hatenablog.jp

実用的なプラクティスを確立させるために、まずはInboxZeroを目指しました。 社内目標ツールにも記載し毎日のアクティビティとして記録すると、余裕で身についたので、「日々の積み重ねってすごいね」と。

Active InboxのUIが変更になり、Waiting Onが使いやすくなり効果を発揮しやすくなった マインドスイープが相変わらずの課題でリズムよく定期的に行えていません。

今年よくわかったことは、心を穏やかな状態でやる気を出しまくる為の引き出し方。「心理的安全性」が世の中で言及され、生産性とモチベーションに大きく左右するというのはすごく同意で、心理面でもGTDがパーソナルとして実用的にいい効果がでた年でした。

来年にむけて

MacbookProを買って普通のことができるようになったので、夜に時間を確保して没頭したい。 仕事は今の延長でやっていれば楽しい状況がつくれそうなので、やりがいある方に倒していって楽しんでいく。

Macbook Pro 2016 の TouchBar を活用できるようにMacVimをセットアップしてみた

Vim Advent Calendar 2016はすでに埋まっているのでエア参加の気持ちで、今回はTouchBarを使うためのMacVim初期設定あたりを紹介します!

先月、Macbook Pro 2016 の TouchBarを購入してインプレッション体験的な続編となります。

guyon.hatenablog.jp

残念感よりもTouchBarが少しでもいいなと思えるに、MacVimでTouchBarを活用できるようにしてみます。

  • MacVimのKeymapで使いそうなものをそれっぽく割り当ててみた
  • 文字や描画でFnキーよりもあえて視覚効果や欲望を与えれるように
    • キーマップ割り当て忘れてしまう問題(Fいくつだっけ?って覚える必要がない)
  • 連打系とトグル系とランチャーの3つくらいに分類
    • 娯楽エッセンスも注入
  • ボタンの広さや左側・右側もレイアウトして指定し使いやすく
    • ランチャー系は左
    • 連打系は右
    • トグルは真ん中
  • ESCは常に表示

完成イメージ

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MacVimのインストール

github.com

最新版をインストールします。 ひとまずvimrcなどの設定ファイル関係のファイルはごそっと旧環境から移行してきました。

パッケージマネージャなどでプラグインをインストールします。

フォントのインストール

フォントをインストールします。

Rickyがメンテナンスの関係で公開されなくなったと記憶していたので、こちらのサイトを参考に合成フォントとしてRicty Diminishedをインストールしてみました。

tech.pjin.jp

$brew tap caskroom/fonts
$brew install Caskroom/cask/xquartz
$brew tap sanemat/font
$brew cask install font-ricty-diminished

gvimrcを設定する

でか文字が好きです。

if has('win32')
    " Windows用
elseif has("gui_macvim")
    " Ricty Diminishedを利用する
    set gfn=Ricty\ Diminished\ Regular:h24
    set gfw=Ricty\ Diminished\ Regular:h24
elseif has("gui_mac")
elseif has('mac')
elseif has('xfontset')
endif

" TweetVimでアイコンを表示する
let g:tweetvim_display_icon=1

TweetVim周りの設定

MacVimでIconを表示するためにImageMagickをインストールする必要がありました。 OS X Sierra ではImageMagickはデフォルトインストールではなかったんですね。

$brew install imagemagick 

その他にもこちらのサイトにハマりポイントが書いてあったので実施しておきました。

「設定」→「詳細」→「CoreTextレンダラーを使用する」のチェックを一度外し、MacVimを再起動する。 その後、もう一度チェックをOnにして、再起動する。

mjhd.hatenablog.com

TouchBarのカスタマイズ

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BetterTouchToolを使ってTouchBarをカスタマイズします。

キーコンビネーションやキーを割り当てられるのがいいですね。 Vimと相性良さそうです。このツールではイベントを受けて動的にTouchBarを変更できるようにはなっていないようなので、周辺ツールが整ってくればもうちょっと面白いことができそうです。

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MacVimで常にESCを一番左に表示しつつ、全領域を使えるように General Touch Bar Settings を上記のようにしました。

また、TouchBarを押した時にオーバーレイで表示されてふわっと消える描画も簡単に設定できるので、普通のキーマッピングより視覚的にわかりやすく、リズムにのりやすいかもと思い設定しました。

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押すとこんな感じに表示されます

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TouchBarキーボード周り

こんな感じになりました

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最後に

これはまだまだ使い込んでいないし、トグルでON/OFF二ついらんだろうというのもあるので、寿司を回す以外に便利に使っていきたいものです。 娯楽をぶっこんでTweetVimを使っている時にMacVim上でアイコンをだせるようになって満足しました。😀