Skinny Framework Meetup Tokyo 2 に参加しました
池袋のサムライズムさんオフィスで開催されたSkinny Framework Meetup Tokyo 2 へ行ってきました。
オフィス前でエレベーター入り口がわからずグルグルと建物の周りを回ってしまいましたが、建物名と入居社名プレートを発見し無事到着する事ができました。
@seratchさん発表
Skinny Framework 2.0 アップデートに関して発表です。と思ったら、
_人人人人人人人人人人人_ > 突然の さだまさし <  ̄YYYYYYYYYY人 ̄
どうやら、私は会場を完全に間違えてしまったようで、
きっとこの会場に来ている方を含めほとんどの方が動作させた事がないと思うのでデモします
と、そして唐突に日本語名でコンパイル。「エラーが出ても大丈夫。規定ブラウザが開きGoogleで曲名検索できます」「Youtubeで曲が開きます。あっ、今日はハズレの日ですね。」など豪快な技術力の無駄遣いっぷりを目の当たりにして、会場を沸かせました。きっと池袋界隈で瞬間的に気温があがったのはこの為ですね。
続いて、Skinny Framework 2.0 アップデートの話し。会場は間違っていなくホっとしました。
Skinny MicroとScalatraの違いや特徴などをはじめ、OSSの事情なども聞きました。あるOSSのメインメンテナがVMWareに転職したら、違う言語でのOSS活動がアクティブになり元々やっていた事の活動力が落ちてきた話しや、メンテナに名乗りをあげてForkした話しなどとても興味深かったです。時間軸で物事を考えた場合に、どんな人も24時間と使える時間は同じで、「アクティブになれる事」「時間の使い方」「ウェイトのかけ方」などを考えると私自身の事も見つめ直したくなりました。
2.0に関する活動はほとんど一人でやっていたとのことで、構想を形にしたうえで、ドキュメントを始めユーザの事を考えたケアまで行き届いているのには感心するばかりです。
Skinny Frameworkはライブラリ群は単体でも使えるという話しを聞いたので、部分的に使って学習や実用にも役立ててみたいと思いました。
@roundropさん発表
このmeetupに参加しようと思ったきっかけの一つとして、roundropさんが発表すると聞いたからでもありました。 実はroundropさんとは同僚で、発表の中で触れられていた「社内ナレッジ共有ツール」は、立ち上がりから社内に根ざしていくまでの変遷を見てきたので、こうやって存在が事例として世に公表された事に感慨深い物がありました。
初心者の心理を描写したこのフレーズはグっときました。
「Playのドキュメント見ると"we are reactive"とか書いてあって、そういうのあとでいいから、と」 #skinnyjp pic.twitter.com/oULTOPdkeH
— でくのぼうは静かに暮らしたい (@garbagetown) 2015, 12月 22
資料にもでてきた
http://www.slideshare.net/RyujiYamashita/skinny-framework-scala/26
初心者からみる下記は
- はじめやすさ
- わかりやすさ
- 生産性
私も実体験で体感し、Skinny Framework 1.0 Introduction in Japaneseが充実したわかりやすい構成で、数名で行った「社内ナレッジ共有ツール」開発合宿を開催した時に参考にさせて頂き、Skinny Frameworkが始めての人にとって、とても役立った事を思い出しました。
また、「オープンソースにしないの?」という質問に「GoogleApps利用前提などの社内独自仕様などを解消した後にOSSで公開したいです」と回答されていたので、これからがとても楽しみです。
懇親会
サムライズムさんのご好意で当初予定していた懇親会費が無料になり飲み物とピザを振る舞って頂きました!*1 テーブルクロスがとてもかわいくて、これうちの会社にも欲しいなと思いました。 :-)
懇親会では @garbagetown さんから Play Framework の日本語ドキュメント訳をしているという話しを聞きました。
「している」というのがポイントで「ドキュメントが追いついていないんです」とのこと。その理由がすごくて、「私のMacbook Airがメモリ4GBで最新のPlayを使うとファンが唸りをあげて、まともにドキュメント書きながら動作確認できないんです。」と... 「新しいMacbookにしたらファンレスだから大丈夫だね」と周りから冗談を突っ込まれてましたが、「家庭内稟議の関係でまだ新マシンにできてない!」と言われており、すごくリアル感がありました。コミュニティを支えていらっしゃる方も実は意外と私たちとそれほど変わりない家庭環境なんだと親近感をもつ反面、そういう方にメモリが16GBのMacbookを寄贈するだけで、世の中での会社利用の敷居や導入コストが下がったりするので面白いんじゃないかと思います。
これからPlay Frameworkを導入を検討していて「日本語ドキュメント」を切望している会社さん、是非。きっと元とれます(笑)
他にも始めてましてのいろいろな方とお話させていただき楽しい時間を過ごす事ができました。
最後に
Scala界隈のコミュニティへ行ったのは初めてでしたが、楽しかったです。 どうもありがとうございました。