最近のvim界隈の出来事をキャッチアップするには

こんにちは、「Vim Advent Calendar 2011」の記録ストップを思い出しているguyonです。
そしてこの記事は、「Vim Advent Calendar 2013」の125日目の記事です。

私のように最近のvim界隈の出来事をキャッチアップしたい人にとってどのような事をするといいかを書いてみたいと思います。

そう、それはこんなイベントに参加または企画してみるのが一番ですね!

【Yokohama.vim #5】
http://atnd.org/events/48511

キャッチアップするには

最近のvim情報をキャッチアップするにはLingrvim-users.jpやvim-jpの月間VimマガジンやAdvent Calendarを見たりするのがお勧めです。

ですが、見てはいるものの流し読みでじっくり取り組んだりできていなかったりしている人や、体系的にトピックの繋がりを知りたい時は、vimの勉強会やイベントに出て実際話をするのがいいですね。

実際に参加してみよう

Yokohama.vimはほぼ私かthincaさん駆動で開催されて、参加型でvimになにかを取り組むイベントです。

今回はネタが思いつかなかったのですが、私個人的な希望として「キャッチアップ」をメインに何かを得たいなと思っています。

今のわたしならこんな感じです

  • 業務であるCentOSにログインしてvim実行したらコマンドいなかった。vi compatibleでしかインストールされていなかった
    • 久々にvi compatible使ったら手元のカスタマイズしたvimとのギャップに戸惑うw
    • 同じタイミングでviコンパチブルでvisualモードが必ず入るようになるというmattnさんのエントリーを読みある種の驚愕を受ける
  • Vimプラグインはconfigsとしてファイルをgitで管理して自前デプロイスクリプトで反映していた
    • 数カ月前にそろそろNeoBundle使ってみようかな今さらながら試して、最近話題になったプラグインを含め設定した
    • NeoBundleのUpdateをしたらUnite file-mruが分離されて同じ設定では使えなくなって軽くハマった。
      • この辺でキャッチアップできてないなーと実感
  • NeoVim。実際にはどうなのよ?という事を良く知らない。
  • Vim界隈の流行ってなんだろ?とわからなくなっている

とにかく、今も活発に活動されている方達と触れ合うのが一番のいいなぁと。vim養成講座とか受けてみたいですw

宣伝部長のお話

thincaさんいつもありがとうございます

初心者も大歓迎 vimとyokohama.vimの敷居は高くない!

あのthincaさんと握手!?ちょっと吹きそうになったツイートでした

他にもこんなツイートが

的をついてるような...

関西vim勉強会#nを開催するフラグですねわかります

残念その1

残念その2

残念その3

まとめ

ということで、土曜日はお花見を予定したけど降水確率30%で中止になってしまいそうで、ぽっと予定が空いてしまった人など是非遊びにきてはどうでしょうか?

当日は何か楽しめるようなことできたらいいなと思っています。

Yokohama.vim.reverse #4 を開催しました

Yokohama.vim.reverse #4を開催&参加しましたので簡単ですがレポートを書きます。

http://atnd.org/events/36424

開催にあたって

前回が昨年の夏前で今が真冬の2月なので約半年ぶりの開催ですね。前回の懇親会でのノリを覚えていたのでいつもとは逆順の流れでやってみようという試みでした。

結果

こんな感じで半日を過ごしました。

  • Vimmerはシャイで少しお酒が入った方が打ち解けるよ!
    • それでもアイスブレイクくらい必要だよね?
      • 自己紹介をネタにした「私は誰だ?」 華麗に滑りました.
  • Best of Vim Advent Calender
    • 面白い日を探そう
      • 初心者向けとネタ(?)記事が人気でした
        • ネタでなく本気です
      • 私が書くと翌日でストップするという悪いジンクスがあるので書くのに躊躇してた...
  • SublimeText2の魅力的な機能を探そう
    • もくもくと触っていました(主に自分)
      • コードを書きながらという実際のシチュエーションとは違ったので良さに気付きにくかった?
        • vimとの違いを探してしまいがちだった
      • Linuxで日本語扱うのは少し辛そう
  • 発表
    • KSuzukiiiさん
      • markdownでリンクテキストのみを表示させたい
        • 今取り組んでみた事を発表
    • thincaさん
      • 懇親会の中で「ペイント」プラグインを0からライブコーディング
        • ペン・消しゴム・パレットが実装できました
    • mittanさん
      • nomalモードでアローキーを使った時にツンデレ風に指摘してくれるプラグインをライブコーディング
        • thincaさんとデュアルディスプレイで共演
          • 見てて面白かったです
          • 最後にしゃべらせようとしていましたが時間の関係で惜しくもあと少しで届かず

私がしゃべっている事も多かったので、参加者同士でもっと交流できるようにネタをもう少し用意したり、進行を改善したりできたのではと反省点もありました。

懇親会では参加者の8割が参加してくださって、こじんまりとした会だったけど最後まで楽しく過ごすことができました。

最後に

参加して頂いた方々お疲れさまでした。ありがとうございました!!
今回もこの為だけに遠方から駆けつけてくださった方もいて本当に感謝します。
(もちろん距離に関わらず時間を作って頂いて来て下った方々全員にも!)

次回もきっと気まぐれに開催すると思いますので、その時には是非みなさまお付き合いください。

Yokohama.vim #3 を開催しました


Yokohama.vim#3を開催&参加しましたので簡単ですがレポートを書きます。

http://atnd.org/events/28602

開催にあたって

春頃にやりたいと思っていて延び延びになっていたYokohama.vim#3を夏になる前に実施できました。「Vimユーザ同士が楽しく交流できる場を作る」というのがYokohama.vimで実現したい一番のコンセプトで今回も参加型で開催しました。今回はネタにできそうな事があったので私も発表しています。

今回のみどころ

  • id:thincaさんの発表
    • シャイの代表格なthincaさんが「発表しますよ!」と代表作のひとつ「quickrun.vim」について話してくださいました
  • id:guyonの発表
  • スイーツタイム
  • vimクイズ

全体的な感想という記録

thincaさん発表

Gentooからプロジェクターへの出力がうまくいかないというトラブルから始まりました。発表はデュアルブート設定がされているWindowsで行うようことに切り替えてくださったのですが、「環境が...」。

そうですよね。そうなりますよね。でもそんな所はWindowsでもMacでもLinuxで動作させる事も考慮されているプラグインを書かれているthincaさん、さくっと環境を整えて発表前までにはしっかり準備OKな状態に。

「quickrunの詳解」ということで、プラグイン拡張のポイントを中心にoutputterの書き方の実例を交えてvimでプレゼンをしてくださいました。

発表後注目が集まったのは色々なサイトで「便利なvimプラグイン」という紹介され既に知られている本プラグインではなく、プレゼン技法でした。

この日の為に、markdownをパースしてスライドにしてくれるshowoffというrubygemsに似た「showtime」というvimプラグインを作ったとのこと。参加者からこれを公開して欲しい!と要望を受け、この日のうちにまとめあげてGitHubに公開してくださいました。

この日のthincaさんはいつもにも増してモテにモテていました(と思います)

楽しい発表と色々なコメントや気遣いありがとうございました。

guyon発表

「仕事でvi(m)を教える仕事をした話」というタイトルで発表を行いましたが、実はなんのことはなく新人研修でプログラミング研修の講師をした時のことを、vim目線でサマライズしてトーマス風の味付けをおこない、ネタにしたものです。

研修中はvimだけでなくマインドセットを中心に考えて物事を話したり取り組んでもらったので、実際には偏った布教のような活動はしていないつもりです。*1

個人的にはYokohama.vim #1で話題になっていた事を中心に話をしたので、Yokohama.vimに参加されている人にとっては珍しい話ではなかったと思いますが、私が遭遇したエピソードのほうは発表をしていて笑ってくださる事も多かったので、楽しんでもらえたようでよかったなぁと思いました。

vimを教える仕事」は副産物的に生み出したようなものなので、弊社に入社されても... (ry

というのは冗談で、教えている方もvimだけに限らず楽しくそして考えさせられる事もあって、有意義に過ごせたのでこの仕事を引き受けて本当に良かったと思っています。

スイーツタイム

思い立って、スイーツタイムを入れて予告で「B級名物のかすていら」を食べよう!としたのに、節電の影響でこの日だけ販売されていなく、その代わりに隣のドーナツ屋さんで買ってスイーツタイムでだ食べました。

@a_onoさんが飛び入りで「ttyを使ってviでモテる」というお題でLTをしてくださいました。ネタ面白すぎますw

この時にわかったこと

  • コーラが人気なかった
  • モクモク食べる(やや誇大誇張)

黙々と言いながらも30分間くらいの時間でおしゃべりしながら食べ、私の周りではpowerlineの話や合成フォント(Ricky)の話などをしていたらあっという間に時間に。やはり、スイーツタイムがあるといいなと実感!次回もスイーツタイム欲しいな。

プラグインプラグインを作る

Uniteやvimrefのようなプラグインプラグイン(ソース)を作れるような仕組みがあるので、作ってみようともの。

とは言うもののvimscriptを書ける人は少ないと思うので、フリーダムな感じで取り組み、私は希望者にvimscriptの話や仕組みを過去資料を使って話をしたりしました。

面白かったのはUnite mooを少しかえてUnite shikaを作っていた方がいたこと。一番シンプルなmoo以外にもUnite outlineなど他の事例を幾つか紹介したらよかったかもと今更ながらに反省。

人数がいつもより少なかったため、ゆるい感じで時間が過ぎていきました。

vim検定

アプリ作成者の了承を得て、プロジェクターを使ってみんなでやってみました。

覚えていないと回答できない問題や問題バリエーションの少なさ、それ問題にしちゃう?といった突っ込みどころは沢山ありましたが、ほぼ全問正解で解答ことに成功。

問題の中にはきちんと覚えていない事幾つかあったので改めてきちんとhelpみてみようという気になりました。また、「初級」「中級」「上級」とvimrcの行数で分けた検定なのですが、段位をつけてくれるともっと良いのになと思いました。あとは問題のバリエーション増加に期待。

懇親会

今回ではPizzaを食べながら色々話しました。毎回出るネタで「懇親会で一杯飲んでから始めたら話が弾んでいいんじゃない?」とw

冗談っぽく、今度そうしましょうか?みたいな事を言っていたのですが、実際にやってみたいと思います。どうなるかは、、、知らんです!

ということで、次回はYokohama.vim.reverse #4です。

Twitterまとめ

Togetterでまとめてみました。

http://togetter.com/li/312609

最後に

参加して頂いた方々お疲れさまでした。ありがとうございました!!
とても楽しい時間がすごせました。

#4はReverseです。展開に乞うご期待ください。

*1:ただ、vimに関する質問は全部即答しましたがw

エラー行を視覚的に教えてくれるプラグインsyntasticを導入してみた

http://gyazo.com/6daa987520906ac7556413539dcdb911.png

https://github.com/scrooloose/syntastic

これを設定するとQuickFixで指定されたエラー行を視覚的に表示してくれます。

実際にコードを書いている時はエラーが表示されるようなケースは少ないないですが、lintチェックもできるみたいなので、そっち方面でも利用できそう。

デフォルトで対応しているsyntax_checkerはこれだけあった

applescript.vim*       eruby.vim*             javascript/            puppet.vim*            tcl.vim*
c.vim*                 fortran.vim*           javascript.vim*        python/                tex.vim*
coffee.vim*            gentoo_metadata.vim*   json/                  python.vim*            vala.vim*
cpp.vim*               go/                    json.vim*              rst.vim*               xhtml.vim*
css.vim*               go.vim*                less.vim*              ruby/                  xml.vim*
cucumber.vim*          haml.vim*              lua.vim*               ruby.vim*              xslt.vim*
cuda.vim*              haskell.vim*           matlab.vim*            rust.vim*              yaml.vim*
docbk.vim*             haxe.vim*              nasm.vim*              sass.vim*              z80.vim*
efm_perl.pl*           html/                  ocaml.vim*             scala.vim*             zpt.vim*
erlang.vim*            html.vim*              perl.vim*              scss.vim*
erlang_check_file.erl* java.vim*              php.vim*               sh.vim*

導入してみたはいいけど、実際に使うかな?

.vimrcにたった一つしか設定を書けないとしたらこれを書く

これかなぁ。

set hidden

バッファが編集中でもその他のファイルを開けるようにする設定。

サーバーで素のvimを触っていて「Oh...」となるのを未然に防げます。

iOS5.1でまたビデオのバックグランド再生ができなくなった

iPhoneのi0S5でビデオをバックグラウンドで再生する方法 - Guyon Diary

以前書いたエントリーの方法で再生できなくなりました。

ショック...

わざわざ良い機能をつぶさなくてもいいのになぁ...

ますます増えているVimユーザの需要 - 仕事がほしい人はVimを学ぶべきだ

http://gyazo.com/18f7527f2feb2b2d299e7bc874441f50.png
http://www.flickr.com/photos/santoshwadghule/6736069343/

私はフルタイムの一般的なソフトウェアエンジニアで、グローバルなオープンソースコミュニティとのつきあいもそれなりにあるから、Vimが使える人材を求める人事部門の人たちに、すこしはアドバイスができると思う。

まず何よりも重要なのは、あなたの国または県のVimコミュニティと深く関わることだ! Vim-Users-Group(VUG)は、ほとんどの国や地域にある。そこと、接触すること。彼らのミーティングに出ること。社員がそれらのミーティングや催事などに出るよう、奨励すること。会場を、御社が提供するのもよい。ぼくもあるVUGの一員なので、会場探しがたいへんであることを、身にしみて知っている。だからVimを使っている地元企業の協力は大歓迎だ。とにかく、御社の地元のVUGは最大の情報源であり、また人材の宝庫だ。彼らとの、有意義な関係を築こう。

第二に、国、県、市、地域などのVim関連カンファレンスにスポンサーとして関わること。そういう、スポンサー付きの有名なVimイベントとして、ujihisa.vim、Tokyo.vim、Yokohama.vim*1などがある。企業からの会場提供協力は、とてもありがたい。カンファレンスへの協力や(展示・講演等への)参加により、VUGとの関係をより深化させる。人材を他社から盗み取るのではなく、あくまでも、有能な人びとにオープンソース系のやりがいのある仕事を提供するという姿勢がだいじだ。

第三に重要なのは、コミュニティへの還元。大企業は小回りが効かなくて、それがなかなか難しい面もある。でも、うちの会社としてはオープンソースのコミュニティと何を共有できるだろうか、と考えてみよう。それは、社内で開発したコードか、それとも、さまざまなオープンソースのプロジェクトを組み合わせて作るソリューションの、ドキュメンテーションか。VUGのミーティングやカンファレンスでプレゼンテーションをするだけでもよいし、またオープンソースをテーマとするブログを、会社または技術部門として立ち上げてもよい。

第四に、Vimユーザの採用を検討するとき、プロフェッショナルとしての過去の経験だけにこだわらないほうが良い。Vimユーザの多くが、会社の拘束時間以外の、自分の自由時間に、いろんなことをしている。プロとして実際にやった仕事よりは、そっちのほうが有益でおもしろいこともある。たとえば彼/彼女は、もしかして、個人としてGitHubのアカウントを持っていないだろうか? 自分で個人的にフォークした(またはクリエイトした)プロジェクトがあるのではないか? VUGやカンファレンスで、おもしろいプレゼンをしていないか? Vim-users.jpのLingrでよく見かける名前の人ではないか? …等々、オープンソースのスキルの獲得や成長は、就職した会社の外の環境で行われることがとても多い。

さて、以上、求人サイドについて述べてきたことは、実はそのすべてが、求職サイドにも当てはまる。仕事を探しているあなた、あなたは地元のVUGに積極的に参加しているかな? メーリングリストで問題解決のスレッドに、寄与貢献しているかな? 自分がやったことを、プレゼンしたことある? 履歴書には、自分のGitHubのアカウントを載せてる?

長年Vimで仕事をしてきたぼくとしては、21世紀の今となっていよいよますます、ぼくの大好きな技術の人材の需要が大きくなっていることを知って、とても嬉しいね。

併せて読みたい

ますます増えているLinuxの求人需要–仕事がほしい人はLinuxを勉強すべきだ | TechCrunch Japan

最後に

なんのことはない。LinuxVimに置換してみただけです。

暫く期間が空いてしまったのですがYokohama.vim#3を来月あたりにやりたいなと思っています。

まだ内容は全然考えれていませんが、もし発表をしてくださる人がいればうれしいです!

*1:スポンサーの有無は確認できていないがsugamoにもsendaiにもkyushuもkansaiにもあるきっと近々akibaにだって