認定スクラムマスター研修に参加しました
Scrum Allianceに認められている、日本で唯一実施されている認定スクラムマスター研修を6月14日・15日に受講してきました。みっちり2日間で9時〜18時(30分延長)を使って行います。
感想を先に言ってしまうと、受講する前に「なぜScrumなのか?」という、ずっと疑問に思っていたことを胸に使えていた事が腑に落ち、スクラムの考え方ととるべき行動を理解する事ができ、スクラムの良さを実感でき、この研修に参加して良かった思いました。
そこで、メモした事とか感じた事を記録に残したいと思います。
スクラムとは
「スクラムは目標を見つけ一歩踏み出し、周りを見て変化を見て次の行動を考える事」
この言葉を見て思う事はたぶん「内容がないよね。そんなこと誰でもするしプロセスないの?」ということだと思います。
スクラムにプロセスはありません。スクラムは薄いフレームワークチームを自己組織化させ、チームがどんな状況で何ができるかをわからせてくれます。
スクラムマスター研修を受講するにあたって
スクラムの前知識は多少なりともあった方が良いと思います。講師のBasさんの話しを飲み込みやすいです。実践した事はなくても興味があったり、試してみたいという、現場を改善したいなど自発的な気持ちがあれば問題ないかと。
たぶん、ついていけないとかつまんないってことはまずないです。楽しく豊富な体験談やマインドセットを聞くだけでも価値はあると思います。
スクラムの要素と周期
- プロダクトオーナー
- スクラムマスター
- チーム
この3つを区分が話しの中心にあります。
そして、現在の会社の中にあるポジションや役職などと比較して話しを聞けました。
ネタバレは裂けたいので詳しい事にはふれません。スクラムマスターの役割がわかれば違いがわかります。
スクラムマスターの仕事
スクラムマスターは自分がいないくても動くシステムを作る事。
動くシステムを保証する事はスクラムマスターの責務の一つです。
あと、チームが自己管理できる組織になれるように支援することです。
プロダクトオーナーも支援します。
キーワード
- 透明性
- 価値
- 自立性
- 正常な状態
- 介入
- 成果
- 制限
- 期限
- リスク
- 責任
- 人
他にもいっぱいありました。
手法
手法と呼ぶのが正しいかわからないけど、一連のサイクルと役目と意味があります。
他にも色々あります。scrum開発を実践する時の行動に関連することを練習や対話を通して学ぶことができました。全部ふりかえるとすごいことになりそうなので割愛します。また、少しずつまとめていきます。
業界と会社文化
ゲーム業界とIT業界の方が多かったです。
ゲーム業界のことはよく知らなかったのですが、アジャイル == IT業界というわけではないようです。IT業界にはインフラ専門・DB専門など俺これ専門だよ。という専門性が高いジャンルはありますが、ゲーム業界はもっと作業の専門性が高いということがわかりました。scrumと専門性の話しもあり、とても参考になりました。
それと、会社文化や国。「組織体制」「日本の企業文化」「規模」「既存プロセス」など「日本の企業文化に適用できるの?」そういった質問に対しても話しをして頂き理解する事ができました。