Vimでソースコードを素早く追いかける

Vim Advent Calender 2011 45日目の記事です。今回のテーマはソースコードを素早く追いかけるです。

Vimをお使いの皆さんは設定ファイルや文書作成以外にもソースコードを作成・メンテ・閲覧などに利用されている事と思います。

そこで、ソースコードを追いかける時に便利なプラグインをご紹介したいと思います。なお、この記事は過去に私が書いたエントリーを再構成した内容となっています。

追いかけるソースコードを用意する

まずは、追いかけたいソースコードを用意しましょう。例としてあげるソースコードVimで世界的に有名なc9sさんが作った、巷で話題のRubyのBundler(やVimのVundle)ライクなPHP版Onionです。

$ git clone https://github.com/c9s/Onion.git
cd ./Onion

プラグインを設定する

Source Explorerというプラグインを導入してみましょう。概要は以下の通りです。

The plugin (srcexpl.vim) is a source code explorer based on tags and it provides an overview of the function and type definitions.It has such a mechannism that works like the context window component of "Source Insight" software.

If you have used Source Insight for browseing C/C++/Java project before, you may find that you can browse the definitions with the Source Explorer as well as the context window of "Source Insight".

tagsを利用したソースコード閲覧・移動補助してくれます。

以前に紹介した時点ではVersion 2.3でしたが現在では4.3になり、trinity.vimというプラグインを使う事でUIが使いやすくなっています。

下記のプラグインをruntimeパスのとおったpluginディレクトリに入れましょう。

runtimeパスの確認の方法はコマンドラインモードで

set runtimepath?

通常は下記ディレクトリに「srcexpl.vim」と「trinity.vim」と「NERD_tree.vim」と「taglist.vim」を放り込めばOKです。

~/.vim/plugin/